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2006年11月アーカイブ

ぬかびら見聞録

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061130-1 JRタワーの旭屋書店をぶらついていると、旅行書コーナーに平積みされた本の中に、 なにやら怪しげな装丁の本が混ざっていた。
タイトルは「ぬかびら見聞録」である。
「キャンプ場見聞録」のサイトを公開している私としては、とても親近感を感じて思わず手にとってしまったのだが、 それ以上にこの本は平積みコーナーの中で一際異彩を放っていたのである。
煌びやかな写真が表紙カバーを彩る他の書籍に囲まれ、カバーもかけられずくすんだ印刷面が剥き出しで、 おまけに表紙には下拙なイラストがでかでかと書かれている。
良識のある社会人ならば人前で手にするのが躊躇われるような代物である。
本来ならば、本屋の中でも一番隅っこの棚に、 誰にも見向きもされない同人誌のような雑誌に混ざって1冊だけポツンと置かれているようなものであろう。
このような本が札幌市のど真ん中、JRタワーステラプレイスの旭屋書店、入り口直ぐ横の平積みコーナーに置かれていたのだ。

ばんえい競馬が廃止されるそうである。
道外の方は、ばんえい競馬と聞いても「何?それ?」てところだろうが、最高1トンにもなる重たいソリを牽いて走る競馬のことである。
私は普通の競馬にもそれほど興味があるわけでもないし、ましてばんえい競馬は見たことも無いので、 そのニュースを聞いてもそれほど驚きもしなかった。

学生時代に札幌競馬場に遊びに行った時、1レース終えるごとにGパンのポケットに入れてあるお金が増え続けるものだから、 「俺って競馬の才能があったんだ」と有頂天になっていた。
お札でパンパンに膨らんだGパンのポケットは、最終レースが終わった瞬間には小銭が少し残るだけの状態になってしまったが、もしもこの時、 最終レースも予想が的中してポケットにお金が入りきらない状態になっていたとしたら、その後の私の人生も少し変わっていたかもしれない。
今は馬券を買うことも殆んど無くなってしまったけれど、競馬とは別の部分でばんえい競馬の廃止のことがちょっと気になった。

朝の散歩

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 061126-2
うんち犬フウマ(昨日のブログを参照)を連れて朝の散歩へ。
散歩大好きなフウマですが、最近の朝の散歩ではウンチを済ませると直ぐに家に戻ろうとします。
散歩から帰った後の朝ご飯が、散歩よりも大好きなのです。
これでは運動不足になってしまうので、週末で時間の余裕があるときは、早く帰りたがっているフウマを無理矢理引っ張って、 少し遠くまで出かけるようにしています。
川の堤防まで行くと、美しい朝日も楽しめます。
今日は散歩に出るのが少し遅くなって朝日の昇る瞬間は見られませんでしたが、昨日は同じ場所でこんな朝日を楽しめました。
061126-1

 061125-1
のんびりと週末を過ごすつもりでパソコンに向かっていたら、かみさんが突然
「おいなりさん作ったから何処かにピクニックに行かない?支笏湖とか」

「エ、エッ?、エエ~ッ!」

突然の不意打ちに面食らい、心の準備も整わないうちに、気がついたら高速道路を千歳に向かって走っていました。
我が家の周りではそれほど雪も積もっていなかったのに千歳は真冬のような雪景色、長靴を持ってこなかったのが後悔されるくらいです。
でも、支笏湖に向かうにつれて雪も減ってきて、モラップに着いたときはほとんど積もっていませんでした。
061125-6
ただ、北風が強くて、ここでゆっくりとお弁当を食べられるような状況ではありませんでした。
それでも、そこにはテントが一張り。
好きな人はいるもんですね~。(^_^;
モラップは諦めて、風を避けられそうな美笛に向かうことにしました。

出費

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車の走行中に異音がするので、12ヶ月点検のついでに販売店で見てもらったら、修理代12万円と言われました。
今年の春に新しいタイヤに取り替えた頃からその音が聞こえるようになったので、「新しいタイヤは随分うるさいな~」程度に考えていました。
ところが次第にその音も大きくなってきて、一度車に詳しい人を乗せた時「この音って、何処か壊れているよ」と言われ、 ようやくタイヤのせいではないらしい事が分かってきたのです。
確かに新しいスタッドレスに履き替えても、異音はそのままでした。
その後道南キャンプの予定もあったので、これまで大丈夫だったのだから旅行中に壊れることもないだろうと修理もせずに出かけたのですが、 旅行中にもますます音が大きくなり、かなり冷や冷やしながらの運転でした。

 061119-1
我が家に大量にストックされているまつぼっくりを使って、かみさんがツリーを製作しました。
まつぼっくりはキャンプや散歩の時に拾い集めたもの。
まつぼっくりを取り付ける土台は、ホームセンターで買ってきた1980円のガーデニング用のトレリスです。

061118-1
札幌でこれだけ凄いパレードはもう2度と見られないだろうと思って、北海道日本ハムファイターズの優勝パレードを見に行ってきました。
公式発表は何十万人になるんでしょうね。
本当にもの凄い人の数でした。
10時前のJRで出かけたのですが、琴似駅からは乗り残しが出るくらいの超満員でした。
061118-6
私は西武デパート近くの歩道に場所を確保。
背の高いキュービクルがあって、私はそこから頭一つ出るのですが、他の人はそれが邪魔で前が見られないので、 ほぼ私専用のスペースとなりゆっくりとパレードを見られました。
都会の空に舞う紙吹雪って良いですね~

道南のキャンプ旅行で松前や江差に立ち寄り、この地方の歴史に改めて興味を持った。
何か関連するものがないかなと、北海道に関連する本のコーナーなどを見ながら本屋の中をぶらついていた時に、 偶然手に取ったのが文庫コーナーに並んでいた「北海道の諸道」(司馬遼太郎著)である。
本を開いてみると、私の探していた松前などの歴史に関わる記述も載っているようなので、直ぐに購入。
これは司馬遼太郎の「街道をゆく」シリーズ全43冊の中の1冊であるが、このシリーズは当然読んだことが無かった。
ただ司馬遼太郎の歴史小説については学生時代に好んで読んでいたような気がする。

知らない街を訪ねる時、あらかじめその歴史などを知っていれば、現地の風景や建物などにより興味を持つことができるだろう。
特に松前など、歴史の古い街ではなおさらである。
この本はそんな目的で読むのにちょうど良い内容であるが、私にとってはそれ以外でもとても参考になる本だった。

次艇

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とうとうアリーを片付けてしまいました。
キャンプ道具の片付けと違って、アリーを一旦ばらして片付けると、もう一度組み立て直すのには1時間以上は楽にかかってしまいます。
と言うことで、来春まではカヌーに乗ることもありません。
アリーを分解しながら感じたのですが、船体もフレームもボロボロでそろそろ限界に近づいてきているのは確かです。
来年一年間、無事に乗り切れるかどうか。
となると、そろそろ次の舟のことも考えておかなくてはなりません。

道南キャンプ

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061105-1
4泊5日で長年の懸案だった道南キャンプへと行ってきました。
1泊目が東大沼キャンプ場、2泊目が湯ノ沢水辺公園、3泊目が夷王山キャンプ場、4泊目が大岸シーサイドキャンプ場。
この中で当初予定していた通りに泊まれたのは1泊目の東大沼キャンプ場だけ。
その他は、考えていたところが閉鎖されていたり、気に入らなかったりで、その日になって突然の予定変更と、 我が家の何時も通りのドタバタキャンプでした。
それでも4日間とも本当に満足できたキャンプで、これで今年のキャンプシーズンに心置きなく幕を引くことができます。
061105-2

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