遠い遠い昔、私がまだ中学生だった頃、人類は月の上を歩いていました。
それから四十数年が経過した今、人類は暴走する原子力エネルギーを前にしてなすすべもなく、それでも満を持して最新鋭の遠隔操作ロボットを原子炉建屋内に送り込みました。
その映像をテレビで見て私は思わずつぶやきました。
「高専のロボコンかよ・・・」
最先端技術の粋を集めたステルス戦闘機と比べると、この40年間、人類は何のためにその頭脳を使ってきたのだろうかと思ってしまいます。
それでも私は、人類が原子力をコントロールできる日が必ず訪れると信じています。
そうしなければ、今の人類が千年先まで存続することは不可能なのです。
でも、それに失敗して地球が人間の住めない星になってしまうなんてSF的な世界が現実になることも、今の状況を見ているとありそうな気もしてきますね。
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