道内周遊鉄ちゃん旅

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新しい旅のスタイル割引を使って北海道内を回ってみよう。
ガソリンも値上がりしているし、どうせならばJRを使ってみたら面白いかも知れない。
そう考えて、何かお得な切符がないかなと調べてみたら、まさにこんな旅に丁度良い切符がありました。
HOKKAIDO LOVE! 6日間周遊パス、12000円でJR北海道在来線全線乗り放題、指定席も4回まで利用できるというものです。
利用期間は2021年11月6日~2022年3月31日と発売が開始されたばかりの切符で、ラッキーでした。
早速、この周遊パスを目一杯使った5泊6日の旅を企画し、11月10日から15日までの日程で出かけてきました。

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まずは特急ライラックで旭川まで行き、そこから富良野線に乗り換え、1日目はホテルナトゥールヴァルト泊、2食付き夕食時の飲放題付きで7500円。

富良野線の列車はキハ150型で、比較的新しい車両です。
富良野線なのでラベンダーカラーを使っているのかと思いましたが、関係無さそう。

ちなみに、最初の計画では道東から回るつもりでしたが、この日は道東地方の大雨で釧路行きの特急は全て運休。
危ないところでした。

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車窓風景の美しい富良野線ですが、曇り空で十勝岳連峰は見られず。

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二日目は旭川まで戻って、鈍行列車で上川、遠軽と石北本線を乗り継ぎ、網走まで。
本当は旭川から網走まで特急に乗る予定でしたが、閑散期のために運休。
JR北海道ってやる気がないんだな~と思いました。
でも、鈍行列車の旅の方がやっぱり楽しいので、結果的に良かったです。

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石北線の列車はキハ40形で、座席は向かい合わせのボックスシート。
空いている時は足を伸ばしてゆったりと座れるのが良いですね。

網走ので宿泊は北天の丘あばしり湖鶴雅リゾート、2食付き9550円。
こんな時でないとリゾートホテルには泊まれません。(笑)

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三日目は釧網本線に乗って川湯温泉へ。
宿泊は川湯温泉のお宿欣喜湯、2食付き5400円。

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釧網本線は車窓風景も楽しめます。
オホーツク海に知床連山、斜里岳と見どころも一杯。

使用列車はキハ54形の1両編成。
キハ54形は極寒地仕様で製作され、勾配や積雪に耐える性能を得るためにエンジンも2基搭載しているとか。
極寒地仕様のため冷房はなくて扇風機が付いています。(笑)

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四日目は釧網本線で釧路まで行って、そこから花咲線に乗り換え。
釧路までの途中には釧路湿原の車窓風景を楽しめます。

花咲線は厚岸で降りて、シーサイドイン ホテルあっけし泊。
2食付き5100円、夕食はもちろん牡蠣三昧。

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そして五日目は花咲線で根室まで往復。
車両は釧網本線と同じキハ54形。

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花咲線では、車窓風景の美しい区間では速度を落として走ってくれる列車もあります。
こちらは別寒辺牛湿原。
運転席の後ろからこんな風景を眺められるのが良いですね。

根室から戻ってきて、釧路に宿泊。
宿は釧路センチュリーキャッスルホテル。
朝食付きで7700円ですが、この中に市内の居酒屋で使える5000円分の飲食チケットが付いています。
朝食では海鮮丼やステーキ丼が食べられるし、お得感では今回の旅で一番だったかも。

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釧路駅で見かけたルパン三世のラッピング列車。
花咲線沿線にある浜中町がモンキー・パンチさんの出身地なこともあり、こんなラッピングトレインも走っています。
どうせならば、これに乗ってみたかったです。

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最終日は特急で一気に札幌まで帰ってきて、周遊券のおまけとして無料でJRタワーの展望室まで上がってきました。

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鉄ちゃん旅では駅舎風景も楽しみの一つですが、川湯温泉駅が一番良かったかな。

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川湯温泉駅の中にはこんなレストランもあります。
昔は駅の貴賓室に使われていた場所らしいです。

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遠軽駅も良い感じでした。

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こちらは通過しただけですが、美留和駅。
貨車を利用した駅舎も多いですが、こちらの駅舎は綺麗に管理されています。

稚内と函館まではJRで行ったことがあるので、後は留萌本線に乗れば現在動いているJR線は全線制覇になります。
でも、乗る前に廃線になってしまった路線も沢山あるし、JR北海道にはもう少し頑張ってもらいたいです。