国道240号は釧路と美幌や北見を結ぶ主要幹線ですが、津別から国道241号との交差点までの区間は、道内の国道の中で私が唯一走ったことのない道路です。
シゲチャンランドはそんな道路沿いにあるので、以前から興味はあったものの未だに訪れたことがない場所でした。
網走マラソンを走った後、津別町の「ランプの宿 森つべつ」で疲れを癒やし、そこから清水町まで戻る途中に、少しだけ遠回りしてようやく訪れることができたのです。
シゲチャンランドの直ぐ近くに「道の駅あいおい」があります。
「えっ?こんな山の中に道の駅があるの!」と驚いたくらいですから、ここの名物がクマヤキであることも知るわけがありません。
クマヤキのことは何となく知ってはいましたが、ここで売られている商品だったのですね!
買ったクマヤキはシゲチャンランドで美味しくいただきました。
シゲチャンランドは造形作家である大西重成氏が2001年に建立した万象の私設美術館とのこと。
元々は農家の方が所有する土地だったのでしょうか。
サイロなどの建物が幾つも残っていて、それらにEye HouseとかMouth Houseなどど、目、鼻、口、頭、首、耳、骨と人体の部位の名前が付けられています。
その名前と中の展示内容が、何か関連があるのかは不明です。
展示の中で最初に目を惹かれたのは、巨大な流木アート。
流木に目を付けるだけで命が宿るのです。
これらの作品を見ていて、鳥取の水木しげる記念館の展示が頭の中に浮かんできました。
何か共通するものを感じてしまいます。
水木しげるさんがシゲチャンランドを訪れたとしたら、とても喜んだのじゃないかな。
これってコルクの栓かな?
小さなものがずらりと並んでいる様子って、私は結構好きです。
新興宗教の御神体みたいですね。
こんな作品も多数あって建物の中はカオスの世界です。
以上、シゲチャンランドの展示の一部を紹介しましたが、ワンダーランドという言葉がシゲチャンランドには良く似合っていると思います。
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