隣町できのこ勉強会

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新得町の「トムラウシ 山の交流館とむら」で開催されたきのこ勉強会に、かみさんと二人でいってきました。
家の近くには気軽に歩けるような森がないので、キノコ採取もすっかりご無沙汰。
そんな時にトムラウシの山の中でキノコ採りができそうなので勇んで参加。
今月は雨が少なく、キノコもあまり出てないんじゃないかと心配してましたが、今晩のキノコ汁を作るのに十分な量を採ることができました。

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場所は施設に隣接する森の中。
やっぱり雨不足の影響なのか、キノコの出も悪いような気がします。

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こちらの方が今日の先生、上田博さん90歳。
ストックを突きながら、足場の悪い森の中をスタスタと歩く姿に感銘。

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その先生に教えられて見つけたブナシメジが群生する樹木。
下ばかり見て歩いていたら絶対に見逃していたと思います。

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施設に戻ってきてからの鑑定会。

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右上の巨大なキノコは私が採ってきたものですが、名前はトンビマイで「食」と鑑定されました。

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調べてみたところ、正式名称は「ミヤマトンビマイ」。
非常に似た種として「オオミヤマトンビマイ」というきのこが存在するらしく、見た目だけで区別するのはとても難しいのですが、ミヤマトンビマイが針葉樹の近くに発生するのに対し、オオミヤマトンビマイはナラの木などの広葉樹の近くに発生するという違いがあるとのこと。
この写真では樹木の種類まで分かりませんが、多分針葉樹かな?

これが固くなったものは時々見かけたことがある気がしますが、今日採ったものはまだ柔らかいまま。
柔らかいうちは可食で、弱い塩味、温和臭があるらしいです。
まあ、積極的に食べる気にはなれないキノコですが、腹が減っている時は食べごたえがあるかも。(笑)

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昼食が付きます!
キノコご飯にキノコ汁、それにプラスしてワンプレートランチ、この他に手打ち蕎麦も付きました。
参加費2900円はちょっと高く感じますが、この食事が付くのなら許せます。

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今日の我が家のキノコ汁の材料。
ブナシメジにハタケシメジ、小さいのはオシロイシメジ。

上手な人はもっと色々な種類のキノコを採ってましたが、私達は全然見つけられませんでした。
修行が足りないな~。
ハナイグチ(ラクヨウ)も出ているらしいので、探しに行こうかな。