水量十分歴舟川例会

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カヌークラブ恒例の9月歴舟川例会。
天気にも恵まれ、水量もたっぷり。
初日の歴舟川(坂下~キャンプ場)が40名、二日目のヌビナイ川が41名。
どちらもこんな大人数で下るような川ではないのですが。(笑)
楽しい川下りでしたが、両日とも若い女の子が途中リタイアになってしまったのは残念でした。
大人数で下る時はそれなりのリスクも高くなりますが、トラブル発生時の対応については皆で協力しあえるので良い面もあります。

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前日の雨でかなり増水した歴舟川でしたが、土曜日にはピーク時より60センチ下がって、何とか例会をできるレベルに。
ただ、水は濁ったままです。

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増水した川に、緊張している人もいれば、逆に大喜びの人もいます。(笑)

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昼の休憩でホッと一息。

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先月のシーソラプチ川、空知川を無難に下った女の子も、この水量だとしっかりとしたパドリングができないと舟のコントロールが難しくなります。
普通に漕いでいれば余裕で避けられるストレーナーに、不運も重なって突っ込んでしまいました。

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放心状態の彼女を私のカヌーに乗せて相川橋まで下り、そこで途中リタイア。
残りのメンバーは、大きなトラブルもなく無事にキャンプ場まで下ってこれました。

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宿泊はカムイコタン公園キャンプ場。
写真はホームレスの人達への炊き出し風景です。(笑)

トラブルに見舞われた彼女も元気を取り戻し、これからもカヌーを続けてくれそうなので良かったです。

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日曜日のヌビナイ川は、濁りも取れて水もたっぷりのベストコンディション。

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キャンプ場で偶然一緒になったFB友達のRobさんが、予定を変更してヌビナイ川を一緒に下ってくれました。
何時もはカナディアンに乗っていますが、修理中のために今回はタンデムのパックラフト。
初めて見ましたが、ヌビナイ川の激流をものともしません。
勿論、それを乗りこなすだけのスキルがあっての話ですけどね。

それでは楽しそうに下る皆さんの姿を何枚か載せておきます。

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沈脱祭りの瀬では、直ぐ横でGoPro構えてる人が二人もいるので、沈できません!

この日は、シーソラプチ川と空知川を一度も沈しないで下っていたもう一人の女の子が沈を繰り返し、5度目の沈で肩を脱臼。
もともと脱臼癖があるという彼女、同じような人の肩を入れた経験のあるウッチーの処置により肩は戻りましたが、そこでリタイア。
たまたま、渓石橋を過ぎたばかりの場所だったので、そこまで歩いて戻って何とかなりました。
それでなければ、私のカヌーが2日連続で怪我人運搬船になるところでした。

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カムイコタン公園キャンプ場の前にあった広い河原ですが、本流がキャンプ場側に流れを変えたので無くなってしまったのが残念。

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今日は歴舟川のキャンプ場から下を下るつもりでしたが、3日連続で下る体力はもうありません。
豊似川を下るメンバーを羨ましく見送って、札幌へと戻ってきたのでした。