緑に埋もれる廃墟

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GWも終わったので、我が家もそろそろ行動開始。
とは言っても非常事態宣言が出されていることもあり、人とは絶対に会わないと思われる場所へ行ってきました。
某鉱山の精錬所の跡です。
9年前の丁度同じ日にここを訪れていたのですが、その時とは全く違う様子に驚かされました。

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こちらは9年前の様子。
シラカバの葉が全然出ていません。

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道が荒れているので、途中で車を降りて700m程歩くのですが、こんな様子なので鉱山跡に着いたことにしばらく気が付かなかったくらいです。

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精錬所跡を途中まで登って見下ろした様子です。

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ほぼ同じアングルで写した9年前の様子です。

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シラカバが葉を出したこともありますが、シラカバ自体も9年の間に大きく育っているのでしょうね。

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一部で石積みが崩れてきていました。
後10年も経てば、完全に緑の中に消えてしまいそうです。

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でも、緑の中に埋もれていく無骨なコンクリートや赤く錆びた鉄の構造物が、良い味を出しているんですよね。
古くなればなったなりに、また違った味わいの出てくるのが、廃墟の魅力なのです。

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苦労して一番上まで登ってくると良い眺めが広がっていました。
周りの山々は春紅葉に染まりつつあります。

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おかげで9年前には出ていなかった山菜も収穫できました。
このあたりはユキザサの群落。
ウドもそこら中に生えてました。

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早くもタランボが出ていたのにはビックリ。
これくらいの高さでも、諦めません。(笑)

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ウド、タランボ、ユキザサ(アズキナ)、ミツバ。
欲張らないで今日食べる分だけ採ってきました。
廃墟に大して興味のないかみさんは、こちらの方が楽しかったみたいです。(笑)