シーズンベストか

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シーズン中のベストキャンプは朱鞠内湖で記録することが多いのですが、今シーズンもそうなるんじゃないかと思えるくらいに、快適なキャンプを楽しめました。
それも、予定していた十勝でのキャンプが天気が悪そうで、一時はキャンプ中止も考えたというのにこの結果です。
やっぱり、キャンプもカヌーも、まずはフィールドへ出ることが大切なのですね。(笑)

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テントを張ったのは、去年の5月と同じ場所。
平日月曜日のお昼に到着したと言うのに、湖畔に一番近いサイトは既に空きが無し。
丁度帰る人がいたので、入れ替わりでテントを張れましたが、湖畔サイトを確保するのはなかなか難しくなってきました。
たまたま、第3サイトの方に長期滞在キャンパーの方がいらっしゃったので、そのせいもあったのですけどね。(笑)

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まずは一漕ぎ。
到着時は曇っていたのに、次第に青空も覗くようになってきました。

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到着時間も早かったので、ゆっくりと場内を歩いてみました。
マイヅルソウやハクサンウツギなどが花を咲かせていた他に、今まであまり気にしていませんでしたが、ウドも結構生えているのですね。
大きくなっても、芽の部分は天ぷらで食べられるので、しっかりとビールのつまみに。

それに今回一番うれしかったのは、初めてコシアブラを見分けられるようになったことです。
今までは山菜図鑑でしか見たことがなかったのですが、実物を覚えると、歩いていても直ぐに見つけることができます。
結構場内に生えていたりして。

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朱鞠内湖キャンプ場では、お馴染みの風景ですね。

この日の夕方、生まれて初めて、飛んでいるコウモリを目にしました。
鳥にしては飛び方が変だなと思って良く見たら、まさしくコウモリ。
何度も頭上を飛んでいたので写真も撮りましたが、勿論まともには写っていませんでした。

それと、油断していて、夜中にはキツネにゴミを荒らされました。
テントの前でコリコリと鳥の骨を齧っていて、私がテントから出てきても逃げようとしないくらいに、人馴れしたキツネです。
キャンパーの中に餌をやっている人間がいるのでしょうね。
困ったものです。

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翌朝はどんよりとした曇り空。
それでも、晴れてくることを期待して、コーヒーを積み込んで湖上散歩に。

なかなか晴れてこないので、北大島に上陸して石拾い。
ここはチャートが多いのですが、きれいな模様のものとか、ついつい拾い過ぎてしまって、置き場所に困ります。(^^;
久しぶりに珪化木も見つけました。

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北大島の近くにある、昔の朱鞠内湖のパンクレットにも使われていた二股に分かれた枯木は、その片側が折れていました。
2代目のフォトジェニックな枯木として、私が勝手に選んだのがこれです。(笑)
でも、キャンプ場から片道3.5キロくらいはあるので、見に行くのはちょっと大変かも。
晴れてきたけれど、湖面のさざ波が消えずに、良い写真は撮れませんでした。

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晴れたのは良いけれど気温はどんどん上昇。
私たちは暑いのが苦手なので、温泉と買い出しを兼ねて美深までドライブ。
ついでに、函岳にも初登頂。
登頂と言っても、車で山頂まで行ける山ですけどね。
ただ、砂利道を27キロくらい走らなければならないので、疲れることに変わりはありません。

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美深では26度くらいまで上がっていた気温も、朱鞠内湖まで戻ってくると、ひんやりと感じられるくらいに下がっていました。

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そしてまた一漕ぎ。

夜には、何個も飛び交う人工衛星を眺めながら焚火を楽しみます。
明日は日の出を楽しめそうだからと、9時にはテントに入りました。

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それなのに、目覚めたのは朝の4時半。
完全に朝寝坊でした。

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湖もべた凪で、今日ならフォトジェニックな枯木の良い写真を撮れそうでしたが、再び北大島まで漕ぐ気力も湧かず、朝の湖上散歩は近間で済ませました。
それでも、幻日まで見ることができて、最高の湖上散歩でした。

目の前でダイナミックに移り変わっていく自然の風景。
その中に生息する鳥や動物、そして植物たち。
それが朱鞠内湖の魅力ですね。

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帰りも、あちこち寄り道しながら札幌へ。

楽しいキャンプでしたが、帰ってきた札幌は霧雨に強風。
明日からは雨。
来週もまだ天気はパッとしないみたいで、そろそろ一週間くらいのキャンプに出かけたいのに、迷っちゃうな~。