剣山チャレンジ

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高校の同級生3人による山登りチャレンジ。
去年は白雲山に登り、今年は少しレベルアップして清水町の剣山に登ることに。
M君は20歳の頃に職場の人達と登って以来で、T君は初めて登る山。
私は11年前にかみさんと二人で登ったことがあって、その時のイメージでは簡単に登れる山だったはず。
それで、ウォーミングアップ代わりに朝ランで10キロ走ってから山へ向かいましたが、これが大間違いだったのでした。

登山口の駐車場で待ち合わせして、午前9時10分に登山開始。

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登山道脇に小さな花があちらこちらに咲いていたので、Googleで画像検索したらチゴユリでした。
スマホのカメラで簡単に名前を調べられるのですから、便利になったものです。

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こちらの花もたくさん咲いていました。
Googleさんに聞いてみたらクリンソウと教えてくれましたが、後で調べたらエゾオオサクラソウが正解。
他にもシラネアオイ、マイヅルソウ、ケエゾキスミレ等、こんなに鼻の多い山だとは思っていませんでした。

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暫く登っていくと林床を覆っていたクマザサも消えて、良い感じの森が広がってきます。
ただ、岩場も多くきつい上りが続きます。

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森の中ではムラサキヤシオやオオカメノキの花も沢山咲いていて、疲れを癒やしてくれます。

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一の森から少し下った場所に展望の開けた場所が。
前回登った時は気づかずに通り過ぎていましたが、山頂まで行けば同じ景色がみられます。

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T君、太腿の筋肉が悲鳴を上げて辛そうです。

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険しい上りが続き、私も朝ランで走ってきたことを後悔。

三の森まで登ってきたところで、T君はリタイアを決断。
既に12時になっていたので、ここで昼食。
T君は先に一の森まで下山し、私とM君とで山頂アタック。

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最後のはしご場へ辿り着くまでも険しい上りが続き、T君のリタイアは懸命な判断だったかも。

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そうして、11年ぶりに立った剣山の山頂からは最高の眺めを楽しめました。
もっとも、11年前は怖くて剣の刺さっている山頂までは登れず、今回も最初の写真の通り山頂には立てなくて座っただけでしたが。

それにしても11年前は2時間もかからずに登れた剣山も、他のメンバーのペースに合わせたとはいえ今回は3時間10分もかかりました。
おまけに、下山時にはロープ場で足を滑らせ岩の上に転倒。
翌日に病院でレントゲンを撮ってもらいましたが、幸い骨は折れていなかったようです。
それでも、肋骨が痛くて鼻はかめないし、トイレでも踏ん張れません。
年を取ったことを実感させられる山行となりました。