兄弟舟で歴舟川河口へ

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Facebookで友だちになっているグレッグ&真理さんが、NHKで放送されるWild Hokkaido!の下見で歴舟川を下るというので、歴舟大好きなNもとさんも誘って一緒に下ることに。
グレッグ&真理さんは、私と同じEsquifのPoket Canyonに乗っているという縁から、以前からFacebookでのお付き合いはあったのですが、直接お会いするのは今回が初めて。
何時かは一緒に川を下りたいですねと言いながら、なかなかその機会がなかったのですが、今回ついにそれが実現!

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とてもフレンドリーなお二人なので、初対面のような気がしません。
坂下から河口まで2日間かけて歴舟川を下ります。

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初日の月曜日は、近くの山も霞んで見えないくらいに酷い黄砂でしたが、川の上ではそれも気になりません。
前日の雨で水量も十分。
快適な川下りの始まりです。

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カメラを構えて待っていると、全く臆することもなく波のど真ん中に突っ込んでいきます。
グレッグさんによると、これをKodak courage(勇気)と言うのだとか。
面白いですね!
CanonやNikonじゃなくてKodacなのも笑えます。

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つい先日、空知川の渡月橋の落ち込みを立ったまま下ったと喜んでいたNもとさん。
今回の増水した歴舟川も河口までオールスタンディングで下っていました!
写真はゴルジュ出口の瀬。
増水して岩もほとんど隠れています。

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さすがにここは立ったままでは下れません。(笑)
歴舟川では、瀬よりもこんな倒木のほうが怖いですね。

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カムイコタン公園まで無事に下ってきました。
この日はキャンプ場貸し切り。
グレッグ&真理さんは、これまでにWild Hokkaido!で天塩川、シーソラプチ川、釧路川、阿寒川などを下っていて、撮影時の面白い裏話などを聞かせてもらって大笑い。

Wild Hokkaido!は、ご覧になった方もいらっしゃると思いますが、北海道のアウトドア関係のフィールドなどを紹介する外国人向けの番組です。(NHK地上波で放送しているのは日本向けに編集されたものです)
残念ながら地上波は北海道内だけの放送になっています。

外国の方に北海道の川を紹介するのですが、阿寒川はカヌーをする人にとってもかなりマイナーな川。
これは、単なるお二人の好みによるものですね。(笑)

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二日目はキャンプ場からスタート。
Poket Canyonが川の上に2艇並ぶ姿、レアですね!

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水の濁りは無くなって、水量も十分。

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土壁を眺めながら下っていきます。

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一週間前、鵡川の上流部を下っていて、狙っていたコゴミをようやく見つけて喜んでいましたが、歴舟川ならばコゴミは大量に取り放題って感じですね。
GW頃なら丁度良い大きさかも。

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ランチ休憩。
この日は曇空で気温も低く、下っている時の気温は多分9度くらい。
常に体を動かしていないと寒くて堪りません。

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毎年のように流れが変わる歴舟川ですが、今年の下流部もその変わり様に驚かされました。
歴舟橋では右岸側から入ってきて、橋の中央部を真っ直ぐに抜ける感じでしたが、過去の記録を調べてみると歴舟橋の上流部では今回、本流が一番右岸側を流れていました。

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歴舟橋から河口までの区間は、選択に迷うような分流もなく、本流の流れも早く快適に下れました。
写真は河口から2.3キロほど上流部。
Nもとさんの向こう側に、早くも海が見えています。

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今回の河口は今までに見たことがないくらいに右岸側に変わっていました。
車を停めている場所からはかなり遠くになりますが、ここまで下ってきたら河口に立たないわけにはいきません!
後は何とかなるだろうと、河口を目指します。
河口に一番乗りするのは何時もNもとさん。(笑)

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グレッグ&真理さんも到着。
今回も素晴らしい川下りの締めくくりとなりました。

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河口から車までは、漕ぎ上がったり、カヌーを引っ張って歩いたりしながら約500m。
意外と簡単に戻れました。(笑)

次に皆で一緒に下れるのは阿寒川かな~。

以下内輪ネタですいません。
札内川園地キャンプ場で私が詠んだ短歌は次の通りでした。
「しんとして 幅広き原の 夏の夜 オオミズアオの燃ゆるにほいよ」