下界の気温は10度を超え、天気も良いので、ザラメ雪狙いで日勝へ。
何時も同じ山ばかりでは飽きてしまうので、今回は少し日高側に下って双珠別岳を目指しました。
8年前に一度登った山で、急な斜面もなくて快適なツリーランを楽しめる私向けの山です。
気温が上がりすぎると雪崩も心配もありますが、ここの山ならばまあ大丈夫でしょう。
1時間の林道歩きがありますが、野鳥のさえずりや森の風景を楽しみながら歩いていれば、退屈することはありません。
林道歩きを終えて山の斜面に取り付きます。
ダケカンバやアカエゾマツの疎林が続き、帰りの滑りを考えると頬が緩みます。
途中、シールに雪が付着して高下駄状態になってしまいましたが、シールワックスを持っていたので助かりました。
樹林帯を抜けて尾根の上へ。
ここを上った先が山頂ならば良いのですが、双珠別岳の山頂はずーっと右の方にちらりと見えてます。
目の前に見える双珠別岳(1383m)の山頂。
でも、尾根の上は風が強かったので、手前の1325mピークで妥協することに。
まあ、見える風景に大して違いはないですから。
枯れ木の向こうに見えるのは狩振岳。
山屋さんだと、労山熊見山から双珠別岳経由で狩振岳を目指す人も多いようです。
双珠別岳も、労山熊見山経由の方が標高差も少ないのですが、それではせっかくのツリーランが楽しめないですからね。
ただ、下まで降りてくるとストップ雪になっていて、帰りの林道もスキーが滑らずに苦労しました。
赤ワックスは塗ってあったのだけど、ここまで滑ってくる間に全部剥がれてしまったのかも。
これからも気温が高い状態が続きそうなので、十勝の春スキーシーズンもアッという間に終わってしまいそうです。
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