ムーンピラーとサンピラー

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空気中の氷晶が太陽の光を反射して炎のような光芒となるのがサンピラー。
同じ現象が月の光で現れるのがムーンピラー。
満月程度の明るさがなければこの現象は起きづらく、サンピラーでさえたまにしか見られないのに、ムーンピラーとなると滅多に見られない。
それが見られたのだから、かなりの幸運に恵まれたのかも。
これで運を使い果たしてしまったので、年末ジャンボは買わなくて良いかな。(笑)

今年は12月1日に火星が地球に最接近し、その火星が12月8日の満月の時に月と最接近。
月の出の時にその様子を撮影しようと思っていたけれど、気が付いた時には既に月は高く昇り、空も暗くなってしまった。

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それでも何とか撮影したのが、この写真。
右の上の方にかろうじて火星が写っている。
月の模様まで写るようにしようとすると、火星が暗くなってしまう。
火星がハッキリ写るようにすると、月は真っ白い丸にしか写らない。
月が昇ってくる時間ならば、まだ空に明るさも残っているので、月と火星が良い感じで写せるのです。

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翌日も良い天気だったので、月の出の様子だけでも撮影しようとでかけたところ、偶然にこのムーンピラーが現れたのです。
火星も右上に写ってますが、昨日と比べたら月からかなり離れてしまいました。

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これは11月18日に撮影したサンピラー。
清水の家では居間の窓から日の出の様子を見られるので、サンピラーが現れるのを見逃すことはありません。
9月に引っ越してからサンピラーが現れたのはこの日だけ。
それなのに、たまたま撮影に出かけた時にムーンピラーが現れたのは、本当にラッキーだったと思います。

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日が昇ってくると、サンピラーが更にハッキリしてきました。

この日の北海道新聞の夕刊に清水町で撮影されたサンピラーの写真が載ってましたが、ハッキリ言って私の勝ちですね。(笑)