最北のマラソンで稚内へ

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2019年の10月に別海マラソンを走って以来、3年ぶりのフルマラソン。
2020年はコロナ禍でマラソン大会が次々と中止になる中、その年の秋には半月板損傷で医者から「フルマラソンはもう無理ですね」と宣告を受ける。
それから黙々とリハビリを続け、ようやく「何とかフルマラソンを走れるかもしれない」というところまで回復したので、わっかない平和マラソンに出場することにしました。

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前泊は初めて利用する道立宗谷ふれあい公園オートキャンプ場。
ここは、電源・水道付きのオートサイトが1000円、同じくキャンピングカーサイトが2000円と格安で利用できます。
おかげで道外キャンパーの利用が多く、平日を含めて予約で埋まっていたので私たちはフリーサイトを利用。
ここのフリーサイトは区画割されていて、車も直ぐ近くに停められるので、普通のキャンプ場のオートサイトと殆ど変わりません。

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わっかないマラソンは、宗谷岬をスタートするワンウェイコース。
サハリンまで見えるような最高の天気ですが、ちょっと暑さが心配。

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私は申告タイムが一番遅いクラスでの参加なので後ろの方に並んでいるのですが、それでも前に並んでいるのはこれだけ。
参加者は500人だとか。

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宗谷岬をスタートして、海沿いの道をずーっと走っていきます。

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直ぐに利尻富士が見えてきます。
ロケーション最高!
でも、天気が悪くてこの風景が見られなかったとしたら、とっても単調なコースに感じるかも。

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15~20キロまでは内陸部に入って折り返すコース。
ここでかみさんとすれ違いましたが、既に15分以上差が開いてます。

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海の向こうに見えていた利尻富士が正面に見えるようになってきました。
参加者500人だと、ランナーの姿も疎らです。

その程度の参加者なのに、途中の給水所では飲み物がなくなったり、コップがなくなったりと、まるで北海道マラソンのような状況が。
この日の稚内の最高気温は23.6度。
想定外の暑さだったのでしょうね。

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目標タイム5時間で、30キロまでは良いペースで走ってきたのですが、その後足が止まってしまいました。
この写真は35キロ付近かな~。
この辺りでは、走ろうとすると足が攣るので、ゴールまでずーっと速歩き。
過去のフルマラソンでは、歩いたり走ったりを繰り返すことは何度も有りましたが、完全に走れなくなったのは初めてです。
脱水症状が影響していたのかも。

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ゴールは北防波堤ドームになるのですが、ここを通り越して4キロ以上余計に走らなければならないのが辛いところです。
ここでもかみさんとすれ違いましたが、さすがのかみさんも辛そうでした。

ゴールする人も疎らなので、係の人が一人一人にゴールテープを張って待っていてくれるのですが、私は歩いてゴールテープを切りました。
せっかくだから、最後くらいは颯爽と走りたかったな~。

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完走記録証はその場で貰えなくて、後でネットからダウンロードして自分で印刷しなければなりません。
ちなみに順位は60歳以上の参加者の順位ですから。
何人中の順位なのかは秘密です。(笑)

目標タイムを大きく下回りましたが、私にとってはもう一度フルマラソンを走れたことだけで満足です。

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キャンプ場で反省会。
日曜の夜でもフリーサイトはほぼ埋まっていました。
混んでるキャンプ場はやっぱり苦手です。

ちなみに一番最初の写真は翌日の朝焼けです。

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それにしても稚内市内に鹿が多いのにはビックリ。
この写真はパークゴルフ場。
コースを回っている人がいるのに、鹿達は全く気にする素振りも見せずに寛いでます。

小さな町では良く見かける風景ですが、稚内のような大きな都市で、しかも中心部でも鹿が歩いているのには驚きです。
人間からは危害を加えられないと知っているのでしょうね。

札幌でも、いちいちマスコミや警察で追いかけ回したりしないで、静かに見守っているようにできないのかな~。