ヒーローになりそこねてヒーローコースを流された男

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8月例会二日目も昨日と同じく空知川。
天気も良くて川の濁りも少し解消されたけれど、水は相変わらず多いまま。
スタートは落庵裏からなので、今日は増水の国体コースを下ることに。
昨日はかなりの大波の中を下って自信をつけていたので、今日は皆が苦労している渡月橋の落ち込みを颯爽とクリアしてヒーローになる自分の姿を思い浮かべながら三段の瀬の下から漕ぎ出しました。
が、しかし・・・。

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漕ぎ出した途端に、何も無いところで沈。
ギャラリーから「え~~っ!」との声が聞こえてきましたが、自分でも「え~~っ?」でした。
GoProで何度もこの時のシーンを見返しましたが、自分でも何故沈したのか分かりません。

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増水すると左岸側にチキンコースの流れができるので、他の皆さんと同じくチキンコースを下って渡月橋の落ち込みに向かうつもりだったのですが・・・。
流されたのは真逆のヒーローコース!

ちょっと前に下っていった商業ラフトが右岸側のエディにはまって出られなくなり、クラブのメンバーがロープを使って引っ張り出したりとか、昨日より少し水が減った分、渡月橋の落ち込みは難易度が上がっていたみたいで、ちょっとした沈脱祭り。

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そこを上手く下れば、ヒーローになれたのですけどね~。
カメラはヘルメットの上に付けているので水上に出ていますが、私はかなり長い間水の中でもがいていた気がします。

途中でKEENの高価なパドリングシューズを流してしまって紛失。
パドルと舟も流れてしまいましたが、こちらの方は国体コースの出口で無事に確保されていて助かりました。

私のカヌー経験の中では、増水の鵡川で流された時を上回る厳しさだったかも。

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この後は放心状態で下っていたので、写真もあまり写していません。
それと、片足が裸足の状態で下るのって、バランス悪いです。
去年の渡月橋でメガネを紛失した時よりはマシでしたが。(笑)

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川下り2回目だというゲスト参加の若い女性。
何度も沈脱してましたが、全くめげる様子は無し。
私は1回の沈でボロボロになっていたのに、その若さが羨ましい!

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向かい風も強くてカヌーがグルグル回され、心身ともにボロボロ。
素晴らしい天気とは裏腹の、悔しい川下りとなってしまいました。