水が多いのも困りもの

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何時もの年ならば8月は何処の川も渇水で、下る川を探すのに苦労していたのに、今年の8月は何処の川も大増水で、下れる川を探すのに苦労します。
今月のカヌークラブの例会は土曜日にシーソラプチ川の予定でした。
さすがのシーソラプチ川、増水しても綺麗な水でしたが、右から流れ込んでいるルウオマンソラプチ川が濁流なので、両方の川の水が混ざり合った空知川の国体コースの水は濁っていました。

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しかし、シーソラプチ川のトラウマの瀬には、こんなログが!
水量も、私が過去に下った中では最高水位かも。
ラフト業者さんからも、他にもログが入っている場所もあるのでシーソラプチ川は止めたほうが良いとのアドバイスもあり、空知川を下ることに変更。

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勇者の皆さんは国体コースからスタートしてますが、チキンな皆さんは国体コースの下からスタートすることにしてレスキュー係に。
写真の通りパチンコ岩も隠れるくらいの水量。
私は、この水量の国体コースを下ったことはありません。

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万全のレスキュー体制をとっていたつもりが、渡月橋で沈して脱艇すると、人間は助けられても舟はあっと言う間にここを流れていきます。
結局、先頭で下った1名がカヤックを流してしまって、ここで早々にリタイア。

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カナディアンで果敢にチャレンジしたT田さんは、渡月橋の落ち込み手前で危機一髪。

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落ち込みでも見事に持ちこたえました。

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空知川本流はログも入っていないし安心して下れるとの話しでしたが、これだけ水が多いと普通の瀬がえげつない瀬に変っています。

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沈脱して流される人も多く、その度に私のカナディアンとI垣さんのミニラフトでお客様を舟まで送り届けます。

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最初に流されたカヤックも無事に見つかり、ミニラフトに乗せて運んでいると、丁度そこにご本人が車で入ってきて、無事にツアーに復帰。

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噴水の瀬にも恐ろしいログが入っていましたが、瀬の本体に影響はありません。

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落差も小さくなって無事にクリア。

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その先のミニナイアガラも上流側が削られてきたのか、普通の瀬に変わってきていました。
不本意ながら、ルートを間違えて、私はチキンコースを下ってしまいました。

水が多いと流れにもパワーがあり、頑張って漕いだので結構疲れたかも。
今回はキャンプしないで清水の実家に戻ってきたので、ゆっくりと疲れを癒します。