スノーモービルは嫌いだ

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冬型の気圧配置の時でも、西風だと札幌周辺には雪雲が入りづらくなるので、結構青空が広がります。
これなら春香山も良いんじゃないかなと思って来てみたら大正解!
しかし、山頂からのあの素晴らしい斜面が、スノーモービルでグチャグチャに荒らされていたのには、腹が立ちました。
スノーモービルで山に入ることを私は否定はしませんし、それぞれのフィールドで自然に親しめば良いと思っています。
ところが、昔から山スキーの愛好家に親しまれていた春香山の斜面を、面白半分で荒らしまくった跡を目にすると、そんな考えは吹っ飛びました。
こんな奴らは絶対に許せません。

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エゾシカのトレースも沢山ありましたが、今年は雪が多いので、エゾシカも食べ物に不自由しているようです。
形の良い株立の樹木ですが、これだけ皮を剥がされてしまうと確実に枯れてしまうでしょうね。

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登山口から暫くは、シカが歩いても沈まないくらいのしっかりとしたトレースがありました。
近所の人達の散歩コースになっているみたいです。
でも途中からは、スノーモービルの古いトレースがあるくらいで、ここ数日はスキーで登っている人もいなかったようです。

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見晴らしの丘まで登ると、真っ白な春香山が姿を現します。
最近は誰も登っていないと思っていたら、春香山の斜面には沢山のトレースが見えていました。
何で?と思いながら、先へ進みます。

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銀嶺荘は、コロナのためか休業中でした。

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下から見えていたトレースは、全てスノーモービルのものでした。

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こんな風景だけ見ていれば良いのですが。

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これを見ると、開いた口が塞がりません。

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これだけ荒らされていると、登るルートを探すのも大変です。
スノーモービルの轍に入るくらいならば、ラッセルした方が楽に登れます。

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3時間15分で山頂へ。
今シーズンは2時間位で登れる山ばかりだったので、3時間はさすがに登りごたえありました。

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風も弱かったので、そのまま山頂で昼食。
景色は良いけど、周りのスノーモービルの走り回った跡が目障り。

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雪は良かったのですけどね。
消えかけたトレースも全てスノーモービルのものです。

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かみさんも「こんなに滑りやすい雪なのに、スノーモービルの跡が!」と珍しく怒ってました。

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帰りの林道は登りのトレースしかないので、気持ち良く一気に滑りおりられます。

銀嶺荘が休業中で、大雪で駐車スペースも無いためか、山に入る人は少ないみたいです。
それなのに、あのスノーモービルの跡、本当に腹が立つな~。