カヌークラブの新年会は、協和温泉に泊まって道北方面の山に。
私は参加しない予定でしたが、日曜日に登るという天幕山に興味があったので、この日だけ日帰りで参加することに。
2時間位で登れる山ですが、15名の大所帯なのでかかった時間は3時間半。
苦労してたどり着いた滑りを楽しめる斜面は、スノーモービルで荒らされまくっていてデコボコ。
ずーっと雪が降っていて周りの山の風景も見られず、楽しめたのは真っ白な森の風景だけって感じの山行でした。
その急斜面を登り終えてホッと一息。
ここまで1時間かかりましたが、距離的には全行程のやっと1/4。
その後は、殆ど斜度のない尾根歩きが続きます。
この区間、上手くルートどりしないと、帰りは歩かなければなりません。
ボードの方が1名いて、下山時はかなり苦労していました。
2時間半歩いて、ようやく滑りを楽しめる斜面が現れました。
ここを登り切ると山頂ですが、先行者のトレースがかなりの急角度で登っていたので、参加者の中にはかなり苦労する人も。
そして思わぬ障害も。
分かりやすいように画像処理していますが、この斜面がスノーモービルに荒らされて酷いことになっていたのです。
どうやったらこれだけ荒らせるのかと感心するくらいに、斜面全体がトレースだらけ。
気温が高い時に走り回ったようで、そのトレースはかなり固くなっています。
その上にふわふわの新雪が積もっているので、油断していると固いトレースにスキーが引っかかって転倒します。
素晴らしいパウダースノーだったのに、本当に残念でした。
山頂まで残り100mですが、平らな山頂なのでピークハントに興味のない人たちは、斜面を登りきったところでシールを剥がします。
まあ、何だかんだと滑りは楽しめましたが、それもあっという間に終わってしまいます。
後は登山口まで、緩斜面や密集した樹木との戦いが続きます。
私は、最後の最後で転倒した拍子に立木に頭を思いっきりぶつけてしまいました。
ヘルメットを被っていなかったらヤバかったかも。
まあ、自然の中での遊びなので、たまにはこんな苦行もありますね。
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