2021年九州の旅

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3月25日に小樽港を出てから4月24日に戻ってくるまで、30泊31日の九州の旅。
船中2泊、車中1泊、ホテル・旅館8泊、キャンプ19泊(バンガロー・ロッジ5泊、テント14泊)車での走行距離約4200キロ。
2年前のほぼ同じ季節に22泊23日で山陰・九州を回った旅を上回り、我が家にとって最長の旅(四国遍路除く)となりました。
この旅に要した経費は約55万円(高速料金除く)。旅に出なくても、一ヶ月分の生活費はそれなりにかかりますから、それほどの贅沢ではないと思います。
ただ、今回はホテルやロッジの利用も多く、キャンプ場も料金高めのオートキャンプ場に多く泊まったので、個人的には少し贅沢したと思ってますが。(笑)

これだけ長い旅となると、まとめるのも大変。
詳しい内容はホームページの方に追い追いアップしていきますので、ここではサラーっとだけ旅を振り返ってみることにします。
まずは旅の間に出会った自然の風景。
その中では帝釈峡(広島県)の雄橋に圧倒されました。
川の流れで侵食された石灰岩の天然橋です。

滝も色々と回りました。

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鍋ヶ滝(熊本県小国町)
滝の裏側から見える風景が印象的です。

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雄川の滝(鹿児島県南大隅町)
水の色がとても綺麗です。
大きな滝壺の中には鯉が生息していますが、ここに毎日通っている管理人さんでも8回しか見たことが無いと言うオレンジ色の鯉がいるそうです。
遠くからだったけれど、その姿見られました!

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曽木の滝(鹿児島県伊佐市)
東洋のナイアガラと呼ばれているそうです。

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金山橋のアーチから眺める板井手の滝
マイナースポットですが、インスタ映えする風景ってやつでしょうか。

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甑島の長目の浜(鹿児島県)
自然風景の地形編かな。
天橋立みたいですね。

次は自然風景の山編。

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噴煙を上げる桜島
今日も火砕流を伴う噴火があり、噴火警戒レベルは3に引き上げられたようです。
私達が行っている間も噴火活動は活発で、展望台へ向かう途中は降灰で見通しが悪くなるくらいでした。
周りの海で行われている養殖の風景はとても長閑で、噴煙を上げる桜島の姿との対比が印象的です。

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鹿児島県のもう一つのシンボル的な山が開聞岳。
時間があれば登ってみたかった。

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九州での山の風景といえば、阿蘇山は外せません。
訪れるのは3度めですが、巨大カルデラの内側に広がる畑や家並みの風景は凄すぎます。

自然風景としては、巨木とも沢山出会いました。

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蒲生の大クス(鹿児島県姶良市)
日本一の巨樹とも言われてます。
その存在感は圧倒的。

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宮崎県えびの高原の池巡りトレッキング中に出会った杉の巨木。
特に名前も付いていませんが、巨木の隣に立つと厳かな気持ちになります。

次からは自然風景とは対象的な、人間が造り出した風景。

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移動中に偶然見つけた石橋(鹿児島県)
橋の上から水が流れ落ちる様子はミニ通潤橋と言った感じです。
昭和10年に地元の人達によって架けられた橋で、その名前が「高橋」って言うのも良いです。(笑)

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椎葉村の棚田(宮崎県)
これも人間が造り出した風景ですよね。
この風景が見られる場所まで車で登ってくるのが本当に恐怖でした。(笑)

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甑島の甑大橋
去年の8月に完成したばかりの中甑島と下甑島を繋ぐ橋。
この橋のおかげで、甑島を一周するドライブが楽しめるようになり、良いタイミングで島に渡れました。(^^)

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天草の風景
十字架が刻まれた鳥居と、その先に見える教会の塔。
天草の歴史を感じる風景です。

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錦帯橋(山口県岩国市)
2年前の旅では予定に入れていたものの、時間の都合で見ることの出来なかった錦帯橋。
リベンジ果たせました。

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3年前、遠くからしか眺められなかった熊本城の天守閣。
周りではまだ地震被害からの復興工事が行われていますが、その姿を間近から見ることができて満足です。
熊本県民も同じ様な思いなのでしょうね。

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原爆ドーム(広島県広島市)
人間が造り、人間が壊し、人間が残した風景。
原爆が投下された日も、この様な青空が広がっていたのでしょうね。

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この近くに西郷隆盛が最後の5日間を過ごしたと言われる洞窟があります。
今回の旅では鹿児島県での滞在が一番長くなりました。
その中で、この土地から多くの志士が輩出された理由が、何となく分かる気がしました。

でも私は、幕末の中に出てくる多くの人物の中で西郷隆盛は正直言ってあまり好きじゃ無いです。
こんなこと、鹿児島県内では絶対に口に出せないですね。(笑)

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印象に残っていることを少しだけ紹介しましたが、思い出は他にも沢山あります。
でも、沢山ありすぎて思い出すのも大変です。(笑)