灼熱の流れ星川原キャンプ

200813-1
毎年恒例の歴舟川川原キャンプに出かけようと、天気予報とにらめっこする日々が続いていたけれど、今年の十勝の天気はパッとしない。
それがようやく、ペルセウス座流星群の見られる日にあわせて訪れた絶好の好天。
お盆の帰省の前に、まずは歴舟川の川原キャンプを楽しむことにしました。
しかし、天気が良くなり過ぎて、この日の大樹町の最高気温は32.6度。
車を河口に回して、タクシーが来るのを待っている間にも、暑さで頭がクラクラしてきます。

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その暑さよりも想定外だったのは、増水して濁流と化した歴舟川。
台風崩れの低気圧は道北に大雨を降らせていたけれど、十勝の方ではそんなに降っていなかったはず。
水が少なすぎて、何度も歩かされることを心配していたのに、まさかこんなことになっているとは!
山の方には結構な雨が降っていたみたいです。

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瀬が現れるたびに上陸してスカウティング。
キャンプ道具を満載した舟で絶対に沈はできません。

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かみさんが泣きそうな顔をするので、最初に見つけた川原をキャンプ地に決めました。

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手頃な流木があって上手い具合にロープが張れました。

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この川原、何となく見覚えがあるなと思ったら、去年の川原キャンプと殆ど同じ場所でした。
それにしても、川原は灼熱地獄。

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夕方になってようやく焚き火を始めましたが、暑くて近くに寄れません。

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ここの川原は、夕日が森の方に沈むのが難点。
もう少し下流の川原ならば、川面を赤く染める夕日が見られるのですが。

夜は最高の星空が広がりました。
天の川もくっきり。
流れ星も沢山見られました。
タイムラプス撮影で、流れ星が写りこむのを期待してましたが、残念ながら一つも写っていませんでした。

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翌朝、素晴らしい朝焼けを見られました。

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水位は下がりましたが、水の濁りは取れません。
そんな川で虹鱒を釣り上げたかみさんはご満悦。

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この日はキャンプできそうな川原を探しながら下りましたが、条件の整った川原って意外と無いものですね。
一度大増水して川原がリセットされない限り、この状況は変わらない気がします。

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今回は、下っている間に沢山の丹頂の姿を見ました。
以前より生息数が増えてきているみたいです。

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歴舟川は海に出る前に大きく蛇行するのですが、今回は真っ直ぐに海に流れ出ていました。
こんな歴舟川を見るのは初めて。
海まで押し出されるのが怖くて、かなり手前で上陸しちゃいました。

増水と、暑さには参りましたが、今年の歴舟川の川旅も無事に終了です。