キャンプから帰ってきたところでその存在を知ったネオワイズ彗星。
日本では23年ぶりに肉眼でも見られる彗星ということで、是非写真に写そうと思ったものの、パッとしない天気が続く毎日。
ようやく晴れ間が広がった14日、カメラを抱えて出かけてきました。
矯正視力ギリギリ1.0の私なので、肉眼で確認するのは難しかったです。
でも、そんな視力をカメラがカバーしてくれました。
北西方向、地平高度約9度と低い位置に見えるらしいので、近くの大浜海岸へ出かけました。
20時18分、彗星の姿は確認できず、しょうがないので遠く小樽の街の明かりを写してました。
でも、20時22分ころ、北西方向に向けてあるカメラの液晶画面を見てみると、何かぼんやりとした彗星らしきものが写ってます。
この瞬間は嬉しかったですね~。
ISO800、シャッタースピード10秒くらいでシャッターを切ると、綺麗な彗星が写っているではありませんか!
でも、その方向を肉眼で見てみても、彗星の姿は確認できません。
カメラの性能のおかげですね。
上の写真、夕日が沈む瞬間のようにも見えますが、太陽は1時間以上前に沈んでます。
今時期にネオワイズ彗星を見るのに一番良い時間は、午後8時半頃か午前2時半頃だと思います。
午後8時半前だと空が明るすぎるし、それを過ぎると彗星の高度が低くなり、そのうちに沈んでしまいます。
再び彗星が現れ、午前2時半を過ぎると高度は高くなりますが今度は空が白んできてしまいます。
見るとしたら午後8時半が狙い目ですね。
もう少しすると日没後に見える高度も高くなってきますが、その頃の光度はどうなるでしょう?
夜空の暗いところならば、肉眼でも見えるかもしれませんね。
まだ暫く注目を集めそうなネオワイズ彗星です。
なお、彗星の位置などを調べるのに使ったスマホアプリは「Comet Book」です。
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