久しぶりに札幌芸術の森へ

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昔、ストランドビーストが砂浜を歩き回っている映像を初めて見た時は、本当に衝撃でした。
そのストランドビーストが札幌にやって来るとなると、見ないわけにはいきません。
そこで、芸術の森で開催されていたテオ・ヤンセン展に出かけることにしました。
「札幌芸術の森に仕事以外で行くのは初めてかも」と思っていたら、かみさんによると昔一度行ったことがあったみたいです。
まあ、覚えていないくらいに久しぶりの芸術の森と言うことだけは確かです。


名前はアニマリス・オルディス。
来場者が自分で動かす事ができます。
勿論、私も動かしてみました。
ストランドビーストは風を食べて動く生き物ですから、やっぱり動いていないと面白くないですよね。


アニマリス・プラウデンス・ヴェーラ。
風が無いので、コンプレッサーで空気を送って動かしています。
そのためか、見入ってしまうようなあの滑らかな動きではなくて、ちょっとがっかりでした。


アニマリス・アデュラリ。
2体のビーストがお互いに尻尾を振りあっています。
解説によると、これはストランドビーストの愛情表現とのこと。
ビーストはあくまでも生き物ですからね。(笑)

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動く仕組みを自分の目で確認するのを楽しみにしていましたが、無理です。
理屈は分かっていても、それを目で追うのは不可能でした。
写真はアニマリス・オムニア・セグンダ。

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アニマリス・ムルス。
これが歩く姿を見てみたいです。
映像が流れていましたが、その姿は本当に美しいです。

お土産にミニビーストの組み立てキットを買ってきました。
男の子はやっぱり欲しくなりますよね。
ニコニコしながら買っている旦那さんの横で渋い顔をしている奥様。
そんな風景を見て笑ってしまいましたが、我が家の奥様はそんなことはありませんでした。(笑)

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せっかくなので屋外美術館も見てきました。
こちらはダニ・カラヴァンの「隠された庭への道」の一部です。

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福田繁雄の「椅子になって休もう」
記念撮影ポイントです。(笑)

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峯田義郎の「二人の空」
三人いますが。(^^;

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名前を知っている作家はあまりいないのですが、これまでに安田侃の作品に触れる機会が一番多かったです。
こちらの作品名は「門」。
遠くに見えている直方体と対をなしている作品です。
どの作品もそうですが、説明を聞かないと作品の意図が分からないですね。

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佐藤忠良の「足なげる女」
その点、こんな作品は分かりやすいです。
開放的な姿に好感が持てます。

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野外博物館の中は広いです。
おまけに起伏もあるので、ちょっとした山歩き。
ざっと見て回るだけで2時間近くかかりました。
キノコが沢山出ていて、作品よりもそちらの方が気になっていたりして。(笑)

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ホウノキの真っ赤な実。
お弁当でも持って、ゆっくりと歩いてみたい野外美術館でした。

それにしても、以前に芸術の森に来た時は一体何を見たんだろう?
多分、子供が生まれる前だと思いますが、全く何の記憶もありません。(^^;