ミニ日高の旅

190509-1
10連休の混雑が過ぎ去った後にゆっくりと桜の花を楽しもうと考えた今回の日高の旅。
桜祭りは終わっても、満開の桜は残っているはず。
と思っていたら、その日の夜中に結構な雨が降って、桜の花もかなり散ってしまったかも。
そんな心配をしていましたが、浦河の優駿さくらロードの桜はまだ満開のまま残っていてくれました。

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その前に行った新ひだか町の二十間道路桜並木は、残念な状態。
遠くから見ればピンクに色づいて見えますが、花がらや葉ばかりです。

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久しぶりにえりも岬まで足を延ばしました。
岬まで行く途中の最果て感、納沙布岬と良い勝負ですね。(笑)
風の強さは、完全にえりも岬に軍配が上がりますが。

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百人浜オートキャンプ場は樹木が多いので風は弱まるはずなのに、結構吹いてました。
気温5度で風も強く、焚火が風に吹かれて盛大な炎をあげても全く暖かくありません。(^^;

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深夜に予想外の土砂降りの雷雨。
朝には陽射しがあったものの、雨雲レーダーを見ると次の雨雲が近づいていました。
朝起きて直ぐにびしょ濡れのテントを拭いて撤収、朝食は炊事場の中で。
全ての片づけを終えた午前7時に、それを待っていたかのように雨が降り始めました。

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キャンプ場の直ぐ近くには丹頂の姿が。
大樹町辺りでは何度も見ていましたが、この辺りまで生息域が拡大してきているのですね。

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この日は豊似湖へいく予定が、雨が酷いので次のキャンプ地の判官館へ向かいながら、様似のジオパークスポットの幾つかに寄り道。
これは、日高耶馬渓「時空を超える三つの時代のトンネル」
昭和時代と大正時代のトンネルが並んでますが、もう一つの明治時代のトンネルは近くの漁師さんの物置スペースとして使われていました。(^^;

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観音山展望台からエンルム岬を眺め、ジオパーク巡りの最後はそのエンルム岬に登りました。
港の奥に見えているのが観音山です。

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判官館森林公園キャンプ場のカタクリは、GWの気温が高かったので「もう終わってるかな」と心配してましたが、まだまだ美しい状態を保っていました。
天気も回復して、濡れたテントも直ぐに乾きます。

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テントの目の前にこんな風景が広がるキャンプ場なんて他には無いです。

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頭上にも夕日が映ってます。

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この日は風も無く最高の焚き火を楽しめました。
空には昨日よりも少しだけ細くなった三日月が浮かんでいます。

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最終日は新冠町太陽のディマシオ美術館へ。
この美術館は、廃校になった太陽小学校の校舎を利用してオープンしたのですが、若くして亡くなった知り合いのご主人が、この太陽小学校に勤めていたこともあり、ここに来るのには特別な思いもありました。

それは別として、かなり辺鄙な場所にある美術館ですが、世界最大の油彩画とそれを使った光と音のプログラムは、苦労してでも見に行く価値はあると思います。
山奥に突然現れる、ちょっと変わった様子の美術館には、最初ビックリすると思いますが。(笑)