山陰九州の旅(風景編)

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旅行雑誌で一目惚れしたこの風景、「今回の旅では絶対に行かなくては」と思った山口県の角島大橋です。
雑誌ではもっと鮮やかな青に写ってるのですが、今回はこれが精一杯でした。
写真を撮っただけでこの橋は渡らずじまい。
時間が無かったとは言え、ちょっと勿体無かったかな。
今日は旅で出会った印象的な風景を紹介します。

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同じく山口県の元乃隅神社。
こちらも旅行雑誌の写真に衝撃を受けて訪れた場所ですが、ここはちょっと期待外れの場所でした。
中華系観光客が喜びそうに造られた観光施設って感じですね。

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去年の11月に訪れた時はガスに包まれて何も見えなかった阿蘇カルデラ。
今回ようやく、念願が叶ってその圧倒的な姿を見られました。
北海道にも屈斜路湖カルデラ、洞爺湖カルデラ、支笏湖カルデラと大規模なカルデラがありますが、どれもカルデラの中に水が溜まって湖となったものばかり。
カルデラの中が畑になっているところなんて、世界でもここだけじゃないでしょうか。

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カルデラの外輪山の様子が良く分かります。
こんなカルデラを形成した破局噴火の様子が頭の中に浮かんできました。

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秋吉台のカルスト台地。
展望台からただ眺めるよりも、その中を歩くことにより更に印象的な風景となりました。

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秋芳洞の中の百枚皿はあまりにも有名すぎて、その写真は飽きるほど見ていますが、やっぱり実物を目にすると感動します。

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同じく鳥取砂丘も有名過ぎる観光地ですが、実際にその中を自分で歩いてみると、スケール感が麻痺しそうになる雄大さに圧倒されました。

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大分県豊後大野市の原尻の滝です。
日本にもこんな滝があるんだ!とビックリしました。

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世界遺産石見銀山の清水谷精錬所跡です。
鉱山の遺構の中でも精錬所施設は一番見応えがあって、私の好きな風景なのです。

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同じく石見銀山の中で見かけた風景。
光の当たり方が絶妙でした。

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鳥取県にある三徳山三佛寺の国宝投入堂です。
投入堂の建っている場所も凄いですが、ここに辿り着くまでの地蔵堂とか文殊堂なども凄い場所に建っています。
その手すりも無い濡れ縁の上をぐるりと一回りするのも、無茶苦茶スリリングでした。
かみさんがそこに乗れないのは当然のことですが、私がそこを歩いている姿も怖くて見れなかったみたいです。(笑)

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長崎県平戸市の春日集落棚田です。
「平戸の聖地と集落」として、この風景も世界文化遺産に登録されています。
旅先では私の好きな棚田の風景も沢山見られましたが、まだ水の張られていない所が殆ど。
ここでは既に代かきが行われていて、良い風景を見られました。

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長崎のこの風景にもカルチャーショックを覚えました。
山の斜面を埋め尽くすように立てられたおびただしい数のお墓。
それに隣接して、階段以外にアクセス手段が無いような場所に、びっしりと立ち並ぶ家々。
住んでいる人間よりも多そうな墓の数に長崎の歴史を感じ、こんな場所で生活している人々の逞しさに感心しました。
北海道の家は、どんなところでも最低限、車が入って来られる道路はありますからね。

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天皇陛下の一日前に訪れた伊勢神宮。
雨に霞むその姿に神聖さを感じました。

今回の旅で山陰を訪れることにした一番の目的は、神々が集う出雲の地を訪れることだったのですが、これまでに熊野や伊勢の紀伊半島で感じた神聖さは、出雲では全く感じませんでした。

この他にも感動した風景は沢山あるのですが、きりが無いのでこれくらいにしておきます。