本物の梅雨入りをしてしまった北海道。
10日間予報でずーっと雨マークが続いているのなんて、いまだかつて見たことがない。
でも、それで行動を制限されていたら、10日間何処にも出かけずに終わってしまう。
それで、雨の中で何ができるか考えてみました。
まずは、先日のキャンプの際に樹液でべとべとになったテントを雨で洗い流し、以前からブナの樹幹流なるものを見てみたかったし、雨が続けば苔も生き生きとしているだろう。
これで、出かける理由ができました。(笑)
でも、かみさんにとってそんなことは、わざわざ雨の日に出かける理由にはならないみたいで、私一人で出かけることに。
まず最初に去年の秋にも行った楓沢へ。
しかし、信じられないような蒸し暑さ。
こんなところへかみさんを連れてこなくて良かったと、心底思いました。
かみさんが一緒だったら、散々文句を言われていたはずです。
雨が続いたおかげで苔が元気になったかどうかは?でした。
屋久島の苔なら、そこから水滴がしたたり落ちるくらいに水を含むのですが、ここの苔とは種類が全然違いますもね。
突然目の前に現れた鳥。
何も分からずにとりあえず写真だけ写してみましたが、家に帰ってから調べてみたらエゾライチョウでした。
初めて見ました!
ブナ林を歩くのならば、キャンプ場はやっぱり黒松内のルピックですね。
一人で泊まるのに料金は高すぎますが、雨キャンプのつもりだったので、綺麗なオートキャンプ場が良いですし。
でも、肝心の雨が降ってくれません。
大雨被害が出るくらいの強烈な雨雲がやってきていたのに、黒松内の少し北をかすめて札幌や旭川の方へ流れていってしまいました。
黒松内の温泉が工事のため休業中だったので、二股ラジウム温泉で汗を流してきました。
夜中には雨が降りそうなので、焚火もせずに早めに寝ました。
おかげで早く目が覚めて、サッカーが気になります。
キャンプ場にWi-Fiがあれば試合をずーっと見ていられたけれど、最後の方の追い付かれて逆転されたシーンだけ生で見ました。(^^;
夜中に降った雨をふき取ってテントも綺麗になったと喜んでいたら再び雨が。
その後、降ったり止んだりを繰り返し、撤収のタイミングが難しいです。
雨の止み間を狙って水滴をふき取り、大急ぎでフライだけ撤収。
車に放り込んだ瞬間に再び雨。
残ったポールなどは、その雨が弱まってからゆっくりと片付けました。
そのまま帰るつもりでしたが、雨も止んだのでブナ林を歩くことに。
最初の計画では雨具を着てでも歩くつもりでしたが、この蒸し暑さではそんな格好では歩く気になりません。
相当強い雨が降らなければ樹幹流は見られないので、この計画は最初から無理だったようです。
樹幹流そのものは屋久島で見ていますが、もの凄い雨の中を歩いていましたから。(笑)
久しぶりに雨の日に出かけましたが、天気が悪い時の方が美しい風景に出会えるものです。
天気が悪いからって家の中に閉じこもっていると、もしかしたら素晴らしい風景を見逃しているのかもしれませんね。
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