パウダー求めて限界ハイク

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今日はニセコ縦走の予定だったのですが、ニセコは雪が降っていないとのことで、朝里岳沢を滑ることに。
登りは札幌国際スキー場のスカイキャビンを利用できるので、今日はお気楽山スキー。
そんなつもりでいましたが、参加メンバーを見てお気楽気分は一気に吹き飛びました。
いったい何度登り返すことになるんだろう?
そして、その登り返しの斜度も半端なかったです。
泣きそうになりながら付いていきました。

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スカイキャビンを下りて、まずは朝里岳を目指します。
この辺りはお気楽モードですけどね。

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先頭で登るF本さんのスピード、半端ないです。
隣にスノーモービルのトレースがあっても、見向きもしないでラッセルしていくF本さん。
ラッセルしながら登っているF本さんに付いていくだけで精一杯。

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もう少し登れば余市岳の姿がドーンと見えてくるはずなのに、この人たちは誰よりも先にノートラックの斜面を滑ることしか考えていません。(笑)
頭をちょっとだけ見せている余市岳のことなんか気にも留めず、そそくさと滑走準備。

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勇んで滑り始めたものの、コースを間違えて、おまけに南斜面で雪も腐っていたので一旦登り返し。
その間に、予定していた東斜面は先に滑られていました。
そして、こちらの斜面の雪も同じような状態。
かみさんも、スキーをとられて珍しく転倒。
登っている時はパウダーだったのに、今日はパウダーはもう無理なのか。

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しかし、それで諦めるような人達ではありません。
沢を挟んだ向かい側の斜面が良さそうだと、登り返し。

F本さんの有無を言わせぬ急登。
先頭で登る人は良いけれど、一番後ろから付いていく私は大変です。
スリップしないように一歩一歩スキーを強く踏みつけ、ストックで体を支えながら登っていきます。
多分これが、私の登れる限界の斜度だったと思います。

そんな苦労はありましたが、北向き斜面の雪は全然違いました。
嬉しくなるようなパウダー。

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I上さん曰く、今シーズン2番目の滑りを楽しめたそうです。

勿論これで終わるわけはありません。
まだノートラックの斜面が残っているからと登り返し。

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F本さんはやっぱり凄いな~と思っていましたが、そのF本さんを大きく引き離して先頭で登っていくかみさんです。(笑)

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何時もならば、ビデオ撮影してくれるI山さんが滑るのを待って、他のメンバーが滑り始めるのですが、今回は全然違います。
自分の準備が整えば、間髪入れずに滑っていきます。
今回はI山さん、ビデオほとんど撮れてないと思います。(笑)

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「もう一本登り返そう」って誰かが言い始めるんじゃないかと冷や冷やしていましたが、ノートラックの斜面もなくなったので、これで今回は終了となりました。
その斜面を良く見たら、ちょっと雪崩れているし。(^^;

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今シーズン一番の好天に恵まれ、パウダーも滑れて、疲れたけれど楽しい一日でした。