京都市内のお寺はほぼ回り尽くしていたので、今回は山の方まで足を伸ばしてみるつもりでした。
しかし、今年の京都の紅葉は例年より早く進んでいたので、楽しみにしていた鞍馬・貴船の紅葉は既に見頃を過ぎてしまったとか。
それでも、高山寺、神護寺の紅葉はまだ見頃らしいので、そちらを見に行くことに。
今回の旅では、紅葉の進み具合に合わせて回るコースを何案か考えていたので、それが功を奏しました。
午前8時過ぎには高山寺に到着。
紅葉の時期の京都では、朝早くから行動するに限ります。
おかげで、山寺の紅葉を静かに楽しむことができました。
神護寺まで辿り着く頃には午前10時を回り、団体客も続々とやって来ていました。
少しでも静かに紅葉を楽しみたいので、400段近い階段を一気に駆け上がります。
ここの紅葉は見応えがありました。
山を下りて向かったのが等持院。
本殿が工事中だったのは残念でしたが、夢窓国師作の庭園は紅葉に彩られて美しかったです。
紅葉の名所からは外れますが、訪れたことのなかった仁和寺にも寄り道。
その後は妙心寺塔頭の退蔵院へ。
モミジの数が少ないので、紅葉はそれ程でもなかったかな。
妙心寺は中へは入らずに、建物を外から眺めただけ。
同じく妙心寺塔頭の大法院。
ここでは抹茶とお菓子付き。
その分、拝観料も少し高いですが、ゆっくりできて良いです。
この日のお寺回りはこれで終了。
かみさんの希望で、この後は錦市場に。
京都市民の台所と聞いていましたが、観光客相手の市場って感じですね。
歩いている人もほとんどが外国人です。
店で買ったものを、そのまま歩きながら食べるのが最近の風潮のようです。
でも、アジア系の団体が路上でだし巻き卵を食べていたのには、ちょっと呆れました。
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