サケと紅葉の朱太川

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週末にはクラブのコアなメンバーが日曜日に岩内仙峡のダウンリバーを企画。
そんなハードな川は下れないので、私は土曜日に朱太川ののんびりダウンリバーを企画。
2年前の5月に例会で下った時は、クラブの会長から「俺の目が黒いうちは朱太川例会はもうしない」なんて言葉が出たり、今回最初にお誘いした方が朱太川のことをシュタ川と読んでいたりと、とっても影の薄い朱太川(シュブトガワ)です。
最初に誘ったカナディアンの方は仕事が入って来れなくなりましたが、カヤッカーの飛び入り参加もあって、総勢8名でのダウンリバーとなりました。

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そして期待通りの紅葉。
歌才ブナ林の黄葉は8割程度の色付き具合。
でも、これくらいの柔らかな色合いが好きです。

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サケの姿なんて全く期待していなかったのに、今回の川下りで一番感動したのがサケの姿です。
朱太川ではウライなどが設置されていないので、サケがそのまま遡上してきているのですね。
すごい数でした。
あちらこちらで、産卵するメスをオスが取り囲んでいる様子も見られました。

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自然河川を下る時に怖いのが倒木。
2年前に下った時も、川を完全に塞いでいるような倒木が所々にありましたが、今回は何とか通り抜けられるだけのスペースは開いていました。
流れが緩いのでそれ程の危険はありませんが、ファルトの方はそんな倒木に何度も突っ込んで、ヒヤリとさせられました。(笑)
今年の9月の台風18号で朱太川は氾濫危険水位を超えていましたが、そのおかげで以前の流木の山は流されたのかもしれません。

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少しだけ瀬もありますが、水が少ないのでコース取りを誤ると直ぐに座礁してしまいます。
特にファルトの方は苦労していたみたいです。

スタートする前にマイキーさんが奥さんに「美々川や朱太川で沈したら伝説になってしまう」なんて話しをしていたら、スタートした途端に沈していたのもファルトの方でした。(笑)

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今回の川下りでは、クラブのコアメンバーから私に対して一つのミッションが与えられていました。
それは、飛び入りで参加することになった大学生の彼女を絶対にクラブに入会させること。
来年も一緒に下りたいと言ってくれたので、ミッションは何とかクリアできたかな?(笑)

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本当は金曜日に長万部公園に前泊するつもりでしたが、天気が悪くて後泊に変更。
でも、南から湿った風が入り込んでいるため、太平洋沿岸部に近いところは何処もパッとしない天気。
それで羊蹄山自然公園真狩キャンプ場に変更。

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考えてみると、改修工事が行われた後にここに泊まるのは初めて。
と言うか、自分のキャンプ日記を調べてみても2000年の冬に泊まったことがあるだけで、過去20年間の間に普通の時期にキャンプしたことはありませんでした。
随分快適なキャンプ場に変わりましたね。

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前日に到着した時は雲の中だった羊蹄山も、今朝は姿を見せてくれました。

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でも、台風の接近を感じさせるような天気で、お日様にも暈が掛かっていました。

台風21号は北海道からは逸れてくれるようですが、大きな被害が出なければ良いですね。