川の上は大賑わい

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カヌークラブの7月例会。
参加者は初日のシーソラプチ川が41名、2日目の空知川が40名。
カヌーのイベント等を除けば、これだけ沢山のパドラーが一緒になって川を下ることって他には無いと思います。
参加者が多いのは良いことですが、誰が何処にいるのかも分からなくなりますし、皆で下っている一体感が薄れてしまうのは否めませんね。
撮影役の私も、全員が通り過ぎるのを待っているだけで大変です。(笑)

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土曜日の幾寅の気温は31度。
シーソラプチ川の水も、連日の猛暑で何時もの冷たさは感じません。
水量はかなり少なく、去年の台風で落差が大きくなったと言われる五竜の瀬も、更に落差が大きくなった気がします。

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トラウマの瀬も真ん中に新しい流れができていて、左岸側を下る人と中央を下る人に別れました。
カナディアンは今まで通り、左岸側の流れを下った方が良さそうです。

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トラウマの瀬の下の「沈の花道」
皆の期待も空しく、この花道を流れてきた人は誰もいませんでした。(笑)

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今回は本州からのゲストの方が4名、SUPで参加してくれました。
北海道でも湖や海でSUPに乗っている人を見ることは多くなってきましたが、これだけ瀬のある川をSUPで下っている人って、北海道にはまだ少ないのじゃないでしょうか。

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支流のルウオマンソラプチ川の上流では災害復旧工事が行われているのか、真っ茶色に濁っていて、それが流れ込んでいる国体コースも同じ色になっていました。

三段の瀬もSUPで下ってしまうのには驚きです。
でもやっぱり、安定は悪いので普通に沈します。
沈しても直ぐにまた再乗艇できるのがSUPの良いところだそうです。

私も屋久島で一度SUPに乗ったことがありますが、試しに乗せてもらったら、流れの中に入ると直ぐにひっくり返ってしまいました。
SUPに乗っていると体幹を鍛えられそうです。

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どんころの炊事棟にパソコン、プロジェクター、スクリーンを持ち込み、この日の川下りの動画を皆で鑑賞。
面白くて皆で大笑い。
一番笑いをとっていたのはやっぱり、SUPの皆さん。
頭から瀬の中に突っ込んだり、見事なV字開脚で沈したりと、その映像に大爆笑でした。

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2日目の国体コースは、日曜日で工事が休みなこともあって、濁りは取れていました。
昨日は沈する人が少なかった渡月橋の落ち込みも、この日は沈脱祭り気味。
その中でも、SUPの沈は豪快で面白いです。(笑)

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台風後の空知川本流を下るのは初めてでしたが、いたる所に積み重なる流木の山に、増水した川の凄まじさを感じさせれられます。

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歴舟川のような広々とした川原が、新たに沢山できていました。
昼の休憩で40名が上陸しても余裕です。

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噴水の瀬は、最初の落ち込みの下に写真の様な巨大な流木が入っています。
上手くコース取りすれば下ることもできますが、失敗したら死にます。
当然、全員がポーテージです。

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噴水の瀬の下に新しく現れたのが、このプチナイアガラ。
プチナイアガラと言うより、「岩盤スライダーの瀬」と名付けた方が合っているかも。

長さのあるカナディアンは中央よりを下った方が良いです。
左岸側は、我が家のフリーダムを折ってしまった人工堰堤の形状にとても似ています。(^_^;

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前日は30名以上が入って大賑わいだったどんころ炊事棟も、この日は小人数でゆったり。
それでもやっぱり、今日のビデオ映像を見て皆で大笑いして、楽しく過ごしたのでした。