北海道のお城と言えば松前城くらい。
でも、山陰や九州を回っていると、町ごとにお城があるんじゃないかって思えるくらいに各地にお城があります。
「この山の上にお殿様が住んで、ここで武士や町民が暮らしていて、ここで農民が米を作っていた」
そんな土地土地の歴史を感じられる気がして、お城があるとついつい寄り道してしまいます。
現存天守や石垣だけの城址など、旅の間に回ったお城を紹介しておきます。
その中でもやっぱり、姫路城の美しさは群を抜いていますね。
姫路城と同じく現存天守の松江城。
姫路城は時間が無くて天守の中には入れませんでしたが、松江城では内部までじっくりと見てきました。
現存天守は、中に入って初めてその歴史を感じられる気がします。
名古屋城です。
見た目は勇壮なお城でも、戦後に鉄筋コンクリートで復元されたものだと思うと、有難味も薄れます。
天空の城として有名な竹田城址。
雲海に浮かぶ姿が人気ですが、私たちが訪れた時は桜の海の中にありました。
正に満開の桜に覆われた竹田城址を見られたのは本当にラッキーでした。
天空の城と言えば、津和野城址も負けていませんね。
赤瓦の津和野の街並みが眼下に見下ろせて、その風景は竹田城址よりも勝っている気がしました。
でも、天空の城と言われているだけあって、竹田城址も津和野城址もそこまで辿り着くのが大変です。(笑)
大分県竹田市の岡城址も良かったです。
何と言っても、大らかに管理されているのが良いです。
写真を見れば分かると思いますが、目も眩むような高さの石垣には手すりも何もなく、何処でも自由に歩き回れるのです。
要所要所に係の人が立って、歩く方向まで指示される竹田城址とは大違いです。(笑)
こちらは大分県杵築市の杵築城です。
城内は公園になっていて、天守も展望台を兼ねた模擬天守です。
ここはお城よりも城下町の方が見応えがありました。
大分県臼杵市の臼杵城址です。
お城らしさを感じるのはこの入り口部分だけで、中は完全に公園化されてました。
長崎県大村市の大村公園。
桜の名所として立ち寄ったのですが、ここも一応玖島城の跡だったことに気が付きました。
雨が降ったので急遽泊まることにした三重県津市のビジネスホテル。
そのすぐ近くにあった公園も、津城の跡を公園化したものでした。
本当に何処に行ってもお城があり、それに纏わる歴史もある。
北海道とは歴史が全く違うことを改めて感じさせられました。
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